タイヤQ&A
Q.タイヤの4つの働きとは
タイヤには、支える・伝える・曲がる・やわらげるなどの4つの働きがあります。
タイヤと路面とは、ハガキ1枚大の接地面によりつながり、1トンもある車重を4つの面で支えると共に、エンジンのパワーを伝え、車の動きを作り出しています。
また、その接地面はタイヤの回転と共に常に移動し、路面との接地の一瞬々に、駆動力を伝え、進行方向性を生み、車重を支え、衝撃をやわらげる等の多彩な機能を、連続的に発揮しているのです。
タイヤの4つの働き
タイヤには、支える・伝える・曲がる・やわらげるなどの4つの働きがあります。
- 支える
ドライバーの体重、自動車の重量をたった4本のタイヤが力強く支えます。 - 伝える
エンジンの力や、ブレーキングの力を路面へタイヤが確実に伝え、車を前へ、後へ進ませ、そして、確実に停止させます。 - 曲げる
ドライバーが望む場所へ車の進むラインをタイヤが自由に変えます。 - やわらげる
路面の凸凹による衝撃を、タイヤが内部の空気を利用してやわらげ、ドライバーに優しい乗り心地を提供します。
感じる
タイヤには、支える・伝える・曲がる・やわらげるなどの物理的機能性と連動し、もう一つの重要な機能があります。路面の状態やクルマの挙動を知り、ドライバーの触覚器官としてのタイヤの感覚的機能がそれです。感覚器官としてのタイヤの役割は、路面からの情報をドライバーが 感じる → 操作する 上での重要な機能です。
タイヤQ&A
タイヤの基礎知識
- タイヤの4つの働きとは
- トレッドパターンとは
- タイヤの種別とは
- タイヤのサイズとは
- タイヤの製造 年・週 とは
- タイヤの慣らし走行とは
- 特殊な表示とは
- タイヤのバランス測定とは
- 異常摩耗とは
- 空気圧管理の重要性とは
タイヤの使いかた・保守点検
- タイヤの指定空気圧とは
- タイヤ保管時の注意点とは
- タイヤに入れるチッソとは
- タイヤの寿命とは
- 非対称パターンのタイヤ装着方法とは
- スタッドレスタイヤの夏場の使用とは
- タイヤのローテーションとは
- パンクの修理とは
- タイヤの故障とは
- パンク・故障などで、新品タイヤへの交換のときは
- 雪道運転について
- ホワイトレタータイヤの保護剤について