タイヤQ&A
Q.トレッドパターンとは
タイヤのトレッド部にはいろいろな溝や切り込みが刻まれており、これをトレッドパターンといいます。
トレッドパターンの役目は「駆動力と制動力の増加」「雨天時のタイヤと路面の間の水を排除」「操縦安定性や放熱性の向上」「デザイン面の美しさ」など、タイヤの性能やファッション効果を高めます。
トレッドパターンは左右で対称のパターンが一般的ですが、非対称パターンや、回転方向の指定がある方向性パターンもあります。
トレッドパターンの役目は…
- 駆動力と制動力の増加
- 雨天時のタイヤと路面の間の水を排除
- 操縦安定性や放熱性の向上
- デザイン面の美しさ
など、タイヤの性能やファッション効果を高めます。
トレッドパターンは左右で対称のパターンが一般的ですが、非対称パターンや、回転方向の指定がある方向性パターンもあります。

非対称パターン
左右で模様を変えたパターンで、一般的に外側のブロックを大きくしてコーナリング性能を高めます。サイド部にOUTSIDE(外側)、INSIDE(内側)の刻印があります。

方向性パターン
ワンウェイパターンとも呼ばれ、溝や切り込みに方向性を持たせて、排水効果を高めます。サイド部にRotation(回転の意味)と回転方向を示す刻印があります。

対称パターン
表裏、回転方向に関係なく装着できます。
トレッドパターンの各部の呼び

タイヤトレッド面の太い溝をグルーブと呼びます。さらに横方向の排水性や接地性を高めるための切り込みがあります。これをスリットと呼びます。またスリットより細かい切り込みをサイプと呼びます。冬用タイヤにはエッジ効果を高めるためのサイプが多数用いられます。
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